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社内広報を行うためのツールの1つです。冊子(社内誌)の他にも、新聞、Web、映像などの媒体があります。

社内報は、社内広報として、会社側から社内情報を社員やグループ会社などに発信する為に作られているだけでなく、「インナーコミュニケーション=社内コミュニケーション」活性化への有効なツールとして注目されています。

近年では、企業を取り巻く環境が大きく変化する中で、「インナーコミュニケーション」の重要性がますます高まっています。その中で、自社の存在意義や理念を改めて見直し、社内情報や価値観の共有化を図り、企業風土の醸成に非常に重要な役割を担うのが社内報なのです。

社内報は発行することが目的ではなく、発行して読まれ、行動に結び付けることが必要です。社員の方が掲載内容を理解→共感→行動する。社内報は、こうした目的意識を持って編集することが大切です。具体的な発行目的には次のようなものがあります。

○経営理念・ビジョン・経営方針の周知・共有・浸透
○社内情報・会社状況の周知
○企業文化・風土の醸成
○インナーコミュニケーションの活性化
○社内の一体感の醸成
○組織の活性化  ○社員の意識・行動改革
○社員のモチベーションアップ
○会社と家族を繋ぐ

企業によって抱える課題や目指す方向はさまざま。会社の経営側や読者である社員の声も聞きながら、自社に合った発行目的を考えていきましょう。

発行まで基本的な進行内容は次の通りです。

① 編集会議で企画立案、掲載内容を決定する
② 掲載内容に合わせて原稿依頼・執筆・撮影
③ 原稿を制作会社へ入稿(=原稿を制作会社に渡すこと)
④ 制作会社から初校(=1回目のデザインのこと)を受け取る(データまたは出力紙)
⑤初校の校正(=原稿と照らし合わせて掲載内容が間違っていないか、誤字脱字がないか、またデザインなどについて確認すること)後、修正箇 所を制作会社に伝える。
⑥ 制作会社から2校(=初校での修正を反映した2回目のデザインのこと)を受け取る(データまたは出力紙)
⑦ 2校の校正後、修正箇所を制作会社に伝える。
⑧ 制作会社から色校正(=写真などの発色を確認する為の紙での校正のこと。実際に使用する用紙と簡易用紙での2種類がある)を受け取る
⑨ 最終チェックを行い、間違い等がなければ、最終校了(=校正完了のこと)を制作会社へ伝え、印刷工程へ進む
⑩ 印刷→製本→納品

発行日を設定し、そこから逆算して、上記のような工程をふまえた進行用スケジュールを、制作会社と相談しながら作成しましょう。ご自身の業務との兼ね合いや、原稿を依頼する相手や取材先の都合もありますので、無理なスケジュール立ては禁物です。