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社内で伝えるべきこと・問題点・社員の方が興味のあることなどについて情報収集しましょう。社内ニュースはもちろん、雑誌・テレビ・インターネットなどから新しい情報を敏感にキャッチする感覚が大切です。また、色々な部署・立場・年齢の社員の方に話を聞くことで、多面的に企画を考える事ができます。

企画のアイデアが集まったら、それらを整理します。「この企画で何を伝えたいか」を考えながら、企画として成り立つものかどうか精査します。「原稿は作成にどのくらい期間が必要か」「関わる部署・社員は誰か」「どんな方法(文章・写真・グラフ・イラストなど)で伝えるか」などを、誌面にした際のイメージを描きながら考えます。

企画立案に煮詰まった時、また企画が固まった時には、上司や周りの社員の方、または制作会社に相談しましょう。多面的に考えることで、気付きを得る事ができます。

原稿には、「寄稿原稿」と「執筆原稿」があります。「寄稿原稿」は対象者へ原稿の執筆を依頼して文字にしてもらう原稿です。「執筆原稿」は社内報編集担当者が、対象となる場所や人を取材するなどして文字にする原稿です。

○寄稿原稿

原稿依頼シートを作成し、そこへ企画意図・執筆テーマ・制限文字数などを記載します。合わせて完成予定誌面を添付すること、どのような誌面の中に掲載される文章で、どのような文体がふさわしいかがイメージでき、執筆しやすくなります。

○執筆原稿(取材の場合)

取材前に対象者と打合せを行い、企画の意図や当日のスケジュールを説明します。事前に質問シートを渡し、当日必要な物・参加人数・撮影場所などをしっかり把握します。当日持参するものの詳細は次の「6」の項目で紹介します。

まず取材当日のタイムスケジュールを立てます。対象者、関わる方の各自の予定を確認した上で、時間に余裕を持たせたスケジュール立て、何時からどこで何をするのかなど、全員で共有できるよう可視化します。

取材前には、必ず対象者と打合せを行い、企画の意図や背景、なぜ取材を依頼したいかなどの思い、また取材を引受けてくれたことへの感謝を伝えます。当日のスケジュールも説明し、質問シートも渡しておくと当日の取材もスムーズです。撮影がある場合には、撮影場所・人物であれば服装やポージングについても打合せしましょう。

手書きでもよいので完成予定誌面を作成し、掲載に必要な撮影カットやインタビューなどを確認してチェックリストを作成します。当日の取材・撮影モレを防ぎます。

必要な物・参加人数・撮影場所などは、しっかり把握しましょう。当日のタイムスケジュール・撮影取材チェックリスト・カメラ(予備バッテリー含む)・筆記用具・ICレコーダー・過去の社内報・メモ・取材用質問シートなどは、必須アイテムです。

企画の意図やそれを取り上げた背景、読み手に何を感じてもらいたいのかなど、編集側の思いをしっかり伝えましょう。制作側も編集者の気持ちを共有してはじめて、企画内容に合致した誌面デザインを制作することができるのです。

編集会議など企画立ての段階から、制作側にも参加してもらうことも良いでしょう。制作会社は豊富な経験から、様々な企画やデザインのアイデアを持っています。こうしたプロの意見も取り入れながら考えていけば、企画に悩むなどの時間も短縮されるはずです。

社内報で使用する文章の表記や単語などを統一させる為の表記リストを作成しましょう。これにより複数人での校正時でも、統一した基準で校正することができ、校正のポイントが明確になります。

依頼原稿の文章などが出来上がってきたら、そのまま制作側へ渡すのではなく、内容を確認し、「てにをは」や表記の間違いなどを修正して制作を依頼しましょう。誌面デザインが出来上がってからでは、修正を制作側に依頼しなければなりません。

人名・部署名・地名・国名・建造物・年号などの固有名詞、決算や株式に関わる数値、日時・曜日などには特に気を付け、できるだけ多くの人に協力してもらいチェックするようにしましょう。声に出して校正することも有効です。声に出して読むことで、目で読むだけでは気付かない間違いを発見することがあります。

最終校了が終わったら、制作会社へ印刷行程へ進めてもらいます。納品日を確認し、部数や発送先などを伝えます。社内報が手元に届いたらすぐに内容を確認し、印刷ミスなどがないかをチェックしましょう。

毎号発行月日などを一定にして定着させることで、読者の方が発行される時期を予想でき、楽しみに待っていただく事ができます。