自分だけでなく、複数人での校正が大切
まずは、社内報で使用する文章の表記や単語などを統一させる為の表記リストを作成しましょう。こうしたリストがあれば、複数人での校正時でも、統一した基準で校正することができ、校正のポイントが明確になります。
依頼原稿の文章などが出来上がってきたら、そのまま制作側へ渡すのではなく、内容を確認し、「てにをは」や表記の間違いなどを修正して制作を依頼しましょう。誌面デザインが出来上がってからでは、修正を制作側に依頼しなければなりません。
修正は回数が増えるごとにミスの発生も高まります。文字原稿の段階でしっかりと完成された原稿をつくることが大切です。こうすることで後々のスケジュール進行がスムーズになり、校正ミスが少なくなります。
校正はできるだけ多くの人に協力してもらい、たくさんの目でチェックするようにしましょう。声に出して校正することも有効です。声に出して読むことで、目で読むだけでは気付かない間違いを発見することがあります。
人名・部署名・地名・国名・建造物・年号などの固有名詞、決算や株式に関わる数値、日時・曜日などには特に気を付けたいもの。一人でも多くの社内報ファンを獲得するためには、まずミスをなくし、社員の方から信用されるメディアとなることが大切です。