マンネリ化した社内報を変えたい!でも、何から始めたら良いかわかりません…
長年継続している社内報は、毎年同じ時期に同じ内容の企画を掲載している場合が多いもの。そこでまずは、毎年恒例となって掲載している企画内容から見直してみましょう。
役員様の年頭挨拶など、変更しづらい企画の場合には、例えば、ご本人の写真と文章を掲載するだけなく、例えば、「今年の抱負を漢字1文字で表現」、「プライベートで打ち込んでいるものの紹介」などを加えることで、よりご本人のお人柄が見える内容に仕上がります。
また、企画内容だけでなく誌面のデザインを見直すことも大切です。同じ内容を掲載しても、誌面の見せ方が変わることで、読者に新鮮な印象を感じてもらうことができます。
社員に原稿依頼をしても、「忙しいので」と断られることが多いです…
社内報は「会社・社員全員のもの」であるにも関わらず、社員に協力してもらえないこともしばしば。しかし社内報に関わることは、社員の業務の一環であることも事実です。
社内報に掲載する内容が、社員の方の業務やコミュニケーションに役立つものであることを根気よく伝え続けることが大切です。発行目的を明確にし、アンケートなどで社員の興味の高い企画や知りたい内容などをリサーチし、どんどん誌面に企画として盛り込んでみましょう。会社からの情報を伝える一方通行の内容だけでなく、社員の声が反映されるような企画(例えば座談会など)を掲載していくことで、社員の方の興味も高まっていきます。
また、社長や役員の方にもたくさん登場いただき、そうした方々の声を直接知ることの出来る貴重な媒体として、価値を高める方法もあります。
趣味やプライベートに関する企画であれば、意外と協力してくれる社員が多いという企業様もいらっしゃいます。
社員に原稿を依頼しても、期日までになかなか提出してもらえません…
原稿内容を依頼する際、執筆に必要な資料だけでなく、提出期日もしっかり伝えましょう。その際、希望する提出期日よりも5日程度早めた日にちで伝えることが大切です。社員の中には自分の業務が忙しくついつい後回しにしてしまい、期日が過ぎてしまうケースも少なくありません。
社内報制作全体のスケジュールの中で設定した原稿提出期日よりも、依頼者へ伝える期日を早めておくことで、提出が遅れても余裕を持った編集が可能となります。
もちろん期日を早めにするだけでなく、原稿依頼の内容は、「掲載意図」「掲載誌面イメージ」「掲載文の文字数」「掲載文の文体サンプル」など、初めて原稿執筆をする方が不安にならないよう、しっかりとした依頼シートを作成しましょう。
社内報をモノクロからカラーにしたいのですが、その理由を具体的に上司へ伝えることが難しく、なかなか実現しません…
言葉だけで説明することは難しいことかも知れませんね。カラーにするメリットとしては、「同じ写真でもその時の状況がより鮮明に伝わる」「人物写真なども元気で健康的に見える」「複雑なグラフなど、モノクロでは表現しきれなかった部分が、色分けなどをすることでよりわかりやすくなる」などがあります。こうした内容を踏まえ、実際の誌面でサンプルを作成して見せることは、カラーへの理解を得る上で有効な方法です。
また、印刷には「フルカラー印刷(全ページカラー)」「一部カラー+2色または1色印刷」「2色印刷」「1色印刷」など様々な方法があります。表紙・裏表紙や、特集などの重要なページのみをカラーで印刷こともできます。印刷方法によってコスト面は変わりますので、まずは制作会社へ相談や見積り依頼をしてみましょう。