社員の方の声に耳を傾けましょう
編集側が社員の方に「何を読ませたいか」を考えることも大切ですが、まずは社員の皆さんが「会社に対して何を知りたいか」、「何を発信させたいか」、これを知った上で考えることが読まれる企画づくりの第一歩です。
会社からのお知らせ事項や行事報告、経営についての決定事項だけが並んだ誌面では、一方通行の発信となってしまいます。
そうしたトップダウンの発信だけでなく、社員の方が業務の中で感じている問題や悩み、また社内のコミュニケーションやモチベーション向上への取り組みなど、働く現場でのリアルな意見や現状、それに関わる社員の方を掲載するなど、現場発信となるボトムアップの要素を含んだ企画を盛り込むことが大切です。そうすることで、会社と社員の双方向性を感じる誌面が生まれます。
今一度、「社内報は社員の方のためのもの」ということを意識して、読者アンケートを取るなど、まずは社員の方の声にしっかり耳を傾けてみましょう。
また、業務に関する企画だけでなく、社員の方のプライベートの充実をサポートできるような企画も盛り込みたいもの。雑誌や書籍、ウェブサイト、TV、ラジオなど、様々なメディアの中にも企画のヒントはたくさんあります。楽しみながら参考にすることをおすすめします。